夕方、病院に行く

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夕方病院に行くと、もう一度血液検査を行った。
結果はやはり同じく血小板はゼロ。
通常、血小板の正常範囲数値は25万。
幸い、その他の数値は正常値だった。
肝臓、腎臓も正常値。
大抵、血小板がここまで減少してしまうと、脾臓が腫れてしまうケースがほとんどで、
場合によっては脾臓を摘出した方が治りが良いという。
エコーで、BONくんの脾臓を診てみると、全く腫れはなかった。
これまた幸いなことだった。
また、紫斑も出てくることも多いのがこの病気の症状の1つとも言われたが、これもなし。
その他の病気が隠れているかもしれないと、詳しく血液検査で調べてもらった。
数日後に結果が出て、その心配もなしと言う。
あくまでも、血小板だけの問題であるといわれた。

原因は全くわからないという。
突然鼻血が出て気が付く飼い主さんがほとんどと言われた。
たまたま枝で傷を作ったのが良かったのか悪かったのか。
BONくんの症状からいくと、まだこうなって日が浅かったのではないか・・・?と。
ただ、BONくんのアボカドの一件がどうしても私は切り離して考える事ができない。
あの時も、血小板が激減した。貧血も激しかったけれど。今回、貧血は無い。
アボカド中毒の時の毒素?が体内に残っていたものが、肝臓で解毒しきれなくなって、
結果、また血を暴れさせているのではないか?という気がしてならない。
獣医は関係ないのでは・・・と言う人と、関係が全く無いとも言えないかもと言う獣医といる。

今後の治療方法を説明された。
とにかく初めの治療法として、ステロイドの使用は避けられず、使用して様子を見ることに。
その後、変化が見られないようならば骨髄穿刺をして、骨髄の様子を見てみるという。
その他にも、色々と治療方法が提示され、あまりの過激な治療方法に不安が募り、
ブリーダーさん、友人、他の獣医さん達に相談をする。
獣医さんによっても治療方法が色々だったりで、どの方法を選択するのか、数日間悩みに悩んだ。(Yさん、M先生、友人達に、感謝感謝です)
結果、このままお世話になっている獣医さんに、自分のやりたくない治療は受けないという事をはっきり伝えながら、治療を進めてもらう事にした。
ステロイドの使用量も他の獣医さんがこの病気の時に使用する通常の半分量しか使用しない。
これは獣医さんの考えで、基本量を使って、効果が出ないのだったら、倍使って効果が出るものではない。だったら、他の健康な臓器に負担をかけないように、体重にあった最低量で治療しようという事になった。

結果、2回目、(3月8日 は0.2)3回目(3月10日 は1.4)の血液検査では思わしい数値が出てこなくて、獣医には「牛歩のような上昇」と言われ、骨髄の検査や、更に強い薬を使う方向に考えの獣医にわがままなようだけれど、「絶対にイヤだ!少しずつでも数値は上がっているのだから、時間がかかっても、しばらくこの治療で様子を見たい」といった私の意見を聞き入れてもらった。
その後、6回目(3月18日 は7.5)の血液検査で、一気に三分の一まで回復してきた。
数値としてはまだまだ低いのだけれども、とりあえず、これくらいあれば外傷を負ったとしても、出血多量でどうにかなってしまうことはないでしょう。

アボカド事件から5ヶ月・・・。
すっかり良くなっていると安心していた。
少しずつ変化していたのかな。
もっとこまめにチェックをしてあげていればよかった。

現在、BONくんは元気に過ごしています。
ご飯もステロイドのせいもあるけど、とても良く食べます。
チッチも良好です。
しばらく広場で走り回る事は出来ません。お友達と遊ぶことも出来ません。
内出血をしやすくなるそうで、頭など強打すると、致命傷になる可能性があるからです。
ますます甘えん坊くんになってしまっていますが、そんなのOKです。
次回の検査は土曜日。
更に上昇していますように!!

by puri-puri-prier | 2008-03-20 01:43